HOME >> CSR報告書2013トップ >> 社会との関わり

社会性パフォーマンス社会との関わり

人権への取り組み、腐敗防止

DOWAグループは、国連グローバル・コンパクトの10原則のもと、国籍、人種、民族、宗教、性別、年齢、障がいなどによる不当な差別や、児童労働、強制労働を禁じ、腐敗防止に取り組んでいます。

人権については、海外事業所を含む事業子会社にアンケート調査を実施し、現状把握に努めています。

2012年度において、人権に関わる差別、児童労働および強制労働、また腐敗に関する事例の報告はありませんでした。今後もDOWAグループは、人権の尊重および腐敗防止に向けた取り組みを進めていきます。

コンプライアンス

DOWAグループにおいて、「遵法」については、企業経営の基本を成すものと位置づけ、グループ行動基準に基づき、内部統制の強化や教育を核とした対策に取り組んでいます。

グループ行動基準 http://www.dowa.co.jp/jp/about_dowaA/cvision.html

私たちDOWAグループは、企業が社会の一員であることを認識し、法を守り、社会の良識を尊重した企業活動を行うため、グループ行動基準を定め、「豊かな暮らしの創造と資源循環社会」に向けて自主的に行動していきます。

相談窓口

写真
DOWA相談デスク/ポスター

従業員にとってより安心で快適な職場環境を目指し、従業員が職場における悩みなどを顧問弁護士に直接相談できる「DOWA相談デスク」を設け、社内ポスターなどで周知しています。お取引先や協力会社とのより健全なパートナーシップを構築するため、DOWA相談デスクの窓口を社外にも広く開放し、お取引先や協力会社の従業員も利用できるようにしています。

【DOWAサーモエンジニアリング中京安城工場における地下水汚染について】 

DOWAサーモエンジニアリング中京安城工場(愛知県安城市)において実施した自主調査の結果、敷地内の土壌および地下水から法令基準値を上回るトリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロエチレン、ホウ素、フッ素が検出されました。中京安城工場では、速やかに行政報告を行うとともに、敷地内およびその周辺約500m以内の井戸7本の水質を調査しました。その結果、工場内の井戸および近傍の井戸1本で環境基準値を超過しましたが、その他の井戸はすべて環境基準値以下でした。そのため、地下水汚染は工場近傍に限られているものと考えられ、行政のご指導のもと、生物処理および揚水処理による浄化対策を実施しています。汚染が判明した場所は舗装されており、汚染が飛散する心配はありません。

近隣の方々ならびに関係各位には、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後は、愛知県のご指導をいただきながら、適切に対応してまいります。

←前へ 次へ→ ↑Page Top