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社会との関わり

天皇陛下の行幸啓

写真天皇皇后両陛下の行幸啓

6月16日に、天皇陛下と皇后陛下が小坂製錬をはじめとする小坂地区のDOWAグループ関連施設をご視察されました。

両陛下は、小坂製錬のリサイクル原料対応型新炉をご視察されたほか、車窓より製錬所内やグリーンフィル小坂などをご覧になられました。また、小坂製錬を一望する高台にある、自然との共生を誓った「誓いの記念碑」にもお立ち寄りになり、植樹で再生 された山々と小坂製錬社員らによる植樹の様子もご覧になりました。

両陛下からは、DOWAグループの資源循環型事業への取り組みに対するご期待と励ましのお言葉を賜り、DOWAグループの歴史の中でも大変名誉のある年となりました。


工場見学の受け入れ

写真斉藤環境大臣の視察風景(小坂製錬)

DOWAグループの各事業所では、事業活動や様々な環境への取り組みなどへの理解を深めていただくために、地域の皆さまをはじめ、顧客や取引先など、見学者の受け入れを積極的に行っています。

2008年度は、小坂製錬(10月)とエコシステム千葉(11月)において斉藤環境大臣のご視察がありました。また、経済産業省やJICAが実施しているASEAN諸国の行政担当官や産業人材の育成を目的とした「ASEAN 研修」の一環で、小坂・花岡・千葉・本庄の4地区の事業が研修の対象事業所になるなど、当社の環境・リサイクル事業に対する社会の関心と期待の高まりを感じます。


工場見学受け入れ状況


岡山市「児島湖花回廊プロジェクト」

写真児島湖花回廊植樹祭(上)
植樹した河津桜(下)

児島湖は、DOWAグループの創業者である藤田伝三郎男爵が情熱を注いだ児島湾干拓によりできた淡水湖です。DOWAグループでは、ゆかりの深い児島湖の沿岸とその周辺に、河津桜を3,000本植樹する「児島湖花回廊プロジェクト」を2007年4月にスタートさせました。

2008年度は、6月・8月・9月の3回、サポーターの皆さまと一緒にこれまで植樹した河津桜1,700本の育樹会を開催し、下草の除去や水やりを行いました。また、12月には植樹祭を開催し、家族連れのサポーターなど約1,000名が来場、河津桜237本の植樹のほか、児島湖花回廊踊りなど様々な催しを楽しみました。

本プロジェクトがスタートしてから満2年が経ち、サポーター会員数は3,000名を超え、ついに3,000本の植樹を達成しました(平成21年3月末現在3,265本)。


黄金の国ジパング

写真DOWA展示の見学風景

DOWAグループは、日本とコロンビアの外交関係樹立100周年を記念し、7月から9月まで国立科学博物館で開催された「金GOLD黄金の国ジパングとエル・ドラード展」に特別協賛しました。DOWAグループは、資源としての金にスポットをあて、枯渇問題や金属リサイクル技術、現代では金と同様に貴重とされるレアメタルなどについて、実物や映像などを用いた展示を行いました。夏休み時期ということもあり、小中学生や家族連れなど多くの入場者の方々にご覧いただきました。


DOWA杯Jr. クロスカントリースキー大会

写真表彰式(上)とシットスキー(右)

2月に、秋田県小坂町十和田湖畔の大川岱で、DOWA杯ジュニア・クロスカントリースキー十和田湖大会を開催しました。今大会では、これまでのスプリント・クロスカントリー・シットスキー(腕だけで滑走する車椅子型スキー)の3競技に加えて、スキー経験の少ない小中学生にも競技スキーの醍醐味を感じてもらうために、オープン競技も実施しました。19回目の今年は、のべ691名の小中学生が参加しました。

また、本大会は、2012年にオーストリアで開催される冬季ユース五輪の選考レースに指定され、今後、DOWA杯は将来を担う子供たちにとって、ますます重要な大会となります。

社会貢献取り組み状況

Topicsトピックス

秋田県こでん回収プロジェクトへの協力

パンフレットこでんプロジェクト
http://www.coden.jp

デジタルカメラや携帯音楽プレーヤーなどの小型電気・電子機器(こでん)には、金や銅のほか、希少なレアメタルが含まれており、貴重な金属資源となる可能性があります。

しかし、不要になった“こでん”の多くは、各家庭にしまいこまれたり、自治体が回収する一般ゴミとして処理され、使用されているレアメタルの大部分はリサイクルされる状況になっていないのが現状です。

このような状況のもと、将来的なリサイクルの確立を目指して、東北大学を中心とするRtoS研究会はJOGMEC、秋田県、企業などの協力を得て、2006年度に秋田県大館市において「回収試験」(こでん回収プロジェクト)を立ち上げました。回収試験では小型家電品に適した回収方式として各所に設置した 回収ボックス等により回収を実施しているほか、回収物の基礎データの把握を行っています。2008年度には本プロジェクトは秋田県全域に拡大されており、さらには経済産業省と環境省のモデル事業として実施しています。

DOWAグループは、資源リサイクルのエキスパートとして、本プロジェクトの立ち上げから中心的に協力し、社会システムと技術の両面から我が国の資源 の確保のために尽力しています。

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