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環境会計

環境保全のために当社が取り組んだ内容とその成果を定量的に把握し、評価することを目的に、環境会計の集計を行っています。環境への配慮のために用いた費用(環境コスト)と、環境配慮により得られた利益(環境収益)について集計しました。

環境収益については、透明性と保守性の観点から、根拠が客観的に確認できるものに限るものとし、リサイクル原料など、廃棄物中の有価物の売却によって得られた収益のみを対象としました。

環境コスト

グラフ

2008年度の環境コストは6,091百万円で、前年度から 微増しています。

内訳としては、公害防止に関する費用と自社内の廃棄物のリサイクルと処理に係るコスト(資源循環コスト)が大きく、全体の約80%を占めています。

また、事業エリア内におけるコストと社会活動コストが増加しているのに対し、上・下流コスト、管理コスト、研究開発コスト、環境損傷対応コストなどの項目については減少しています。


(単位:百万円)

大分類 中分類 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
1
事業場
エリア内
コスト
1. 公害防止コスト 1,962 2,670 2,707 2,810 3,399
2. 地球環境保全コスト 101 104 147 181 227
3. 資源循環コスト 999 1,049 1,042 1,473 1,558
2 上・下流コスト 59 700 48 204 24
3 管理活動コスト 404 659 427 606 563
4 研究開発コスト 489 412 321 404 234
5 社会活動コスト 7 148 11 9 16
6. 環境損傷対応コスト 74 112 73 192 72
総計 4,095 5,854 4,776 5,878 6,091

環境収益

金属・スクラップ類や再生ドラム缶などのリサイクル原料や、リサイクル品を売却したことによる収入は212百万円で、前年度より減少し、一昨年並みの金額になりました。

これはリサイクル原料価格が高騰した前年度に比べ、本年度の価格が大きく低下したことが影響しています。

なお、本年から海外におけるデータも集計対象としましたが、数量は国内に比べ、少量となっています。

  2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
数量(千t) 12.7 20.7 20.4 23.3 23.1
金額(百万円) 52 199 178 596 212

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