DOWA CSR報告書2017

特集:DOWAのあゆみ

DOWAグループは、銅や亜鉛、金銀などの
鉱山・製錬事業から広がった5つの事業を展開しています。

 1884年(明治17年)、秋田の鉱山という小さな若木より始まったDOWAグループは、鉱山・製錬で培った技術や経験をもとに「非鉄金属事業」の幹を育てました。そして、金属生産から高付加価値製品の製造、廃棄物処理・リサイクルなどのさまざまな事業の枝を伸ばし、さらに時代の流れやニーズに伴って深紫外LED、PCB処理などの新事業の開発や海外展開といった新しい葉を広げながら、今日まで成長してきました。
 DOWAには、現在、「環境・リサイクル事業」、「製錬事業」、「電子材料事業」、「金属加工事業」、「熱処理事業」という5つの大きな枝があります。その一つひとつが、価値ある製品・サービスを提供することで大きく伸びていけるように、ガバナンス、環境配慮、人材育成といったCSR活動は欠かせない取り組みであり、樹木にとっての根というべきものです。
 地中にある根の成長は目には見えづらいものですが、私たちは上に伸びるだけでなく、枝や葉を支えていくために土の中にしっかりと根を張り続けます。また、厳しい嵐や日照りにも適応できるような健やかな樹木として、そしてグループ全体で大きな1本の樹としてますます成長していきたいと考えています。

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