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DOWAグループの概要


事業会社紹介

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製錬部門:DOWAメタルマイン 「亜鉛事業の東アジアNo.1、リサイクルのさらなる強化」


事業内容:金・銀・銅・亜鉛・鉛・亜鉛合金・プラチナ・インジウムなどの非鉄金属の製造・販売

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「リサイクル原料対応型新炉」 2007年8月、秋田県にある小坂製錬に、2006年5月から建設しておりました新 型溶融炉 Top Submerged Lance炉が竣工し、その後、試験・試運転調整を重ねて、この春から運転を開始しました。この新炉は、多種多様なリサイクル原料や難処理原料、製錬中間産物、高金銀含有精鉱などを処理することで、有価金属の効率的なリサイクルおよび廃棄物発生量の低減により、資源循環型事業を実現するものです。今後、さらに亜鉛製錬である秋田製錬とのコンビナート機能を強化し、原料集荷面ではDOWAエコシステムとの連携を強化することにより、一層の事業拡大・競争力向上を進めてゆきます。


代表取締役社長 山ア 信男 DOWAメタルマインは、DOWA発祥の地である小坂を拠点として、銅、鉛、亜鉛などのベースメタルや貴金属、レアメタルなどの製造・販売を行っており、基盤産業として世の中に貢献してまいりました。長い歴史の中で培われた技術を活用し、海外から輸入される鉱石に加え、パソコンや携帯電話の電子基板など「都市鉱山」といわれる原料を積極的に処理しています。新炉の運転も始まり、今や新しいステージを迎えています。資源の有効活用、再生といった循環型社会の一翼を担い、地域社会と共生し、資源不足が叫ばれる中、資源セキュリティの観点からリサイクルによる各種メタルを提供し続けることによって、社会の皆さんのお役に立ちたいと考えております。

代表取締役社長 山ア 信男

 

環境・リサイクル部門:DOWAエコシステム「環境事業領域で東アジアのリーディングカンパニーへ」


事業内容:廃棄物処理、土壌浄化、金属リサイクル、コンサルティング、管理型最終処理施設、貨物輸送

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「秋田県小坂地区に自動車リサイクル工場と貴金属湿式回収工場を建設」2007年11月、秋田県北部エコタウン事業(秋田県誘致企業認定)の一環として、使用済み自動車の解体・リサイクルを行う「オートリサイクル秋田」と、湿式方式による貴金属回収を行う「エコシステムリサイクリング北日本工場」の操業を開始しました。オートリサイクル秋田では、解体によって得られた自動車部品などのリユースや、鉄・非鉄金属のみならずレアメタルやプラスチックのリサイクルも行い、リサイクル率向上に取りんでいます。両工場とも小坂製錬の前処理機能としての役割を担うことで、秋田県北部エコタウン事業とのシナジー効果を追求し、リサイクル事業の強化を図っていきます。

代表取締役社長 古賀 義人 DOWAエコシステムは、廃棄物処理・土壌地下水浄化・リサイクルの各事業を中核に、総合環境コンサルテーション事業など、幅広いニーズに対応した環境ソリューションをご提供できる事業展開をしています。さらに、お客さまに安心して頂くため、安全・コンプライアンス体制の強化を図り、安心・確実な対応によって、お客さまの環境負荷を低減し、社会貢献度の高い環境事業の展開を行っています。今後も、国内はもとより、海外でのフィールドをさらに広げ、東アジアを代表する総合環境ビジネス企業となり、適正処理・資源循環を通じて持続可能な社会への貢献を目指します。

代表取締役社長 古賀 義人

 

電子材料部門:DOWAエレクトロニクス「幅広い領域でニッチ・トップを目指し、新事業を創出」


事業内容:化合物半導体製造用高純度ガリウム、電子デバイス用・光デバイス用化合物半導体、伝送用・医療センサー用LED、データストレージテープ用メタル粉など電子部品材料

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「高出力の深紫外LEDの開発」 当社の有するAINテンプレート技術と米国企業の有するエピタキシャル成長技術の組み合わせにより、市販品よりさらに短い波長(325〜350nm)で世界最高水準の高出力の深紫外LEDの開発に成功しま した。このLEDは、樹脂硬化、光触媒、水浄化、殺菌など幅広い用途への適用が見込まれ、将来的には数百億円規模の市場創出が見込まれています。

「銀ナノ粒子の事業化」 低温焼結型銀ナノ粒子(粒径10ナノ)の開発に目途が立ち、FPD用などの電極材として、今後1〜2年後を目標に事業化を進めています。この粒子は印刷技術を用いて、ガラス基板上の必要な部分にのみ電極を直接描画するため、従来の方法より製造コストを低く抑えることが可能であり、今後大きな市場になると見込まれています。

代表取締役社長 大塚 晃 DOWAエレクトロニクスは半導体、電子材料、磁性材料といった製品を供給し、市場のニーズにお応えしています。これらの高い技術力に支えられた製品群を基盤に、幅広い領域での業界トップを目指すとともに積極的な投資による新規事業の開発を進めています。当社の事業を展開する業界は、歴史と実力を兼ね備えた企業が揃っており、またお客さまもグローバルな競争の中に身を置かれる先端企業ばかりです。そのような厳しい事業環境において、当社は既成概念にとらわれることなく、激変する市場環境に柔軟に対応し、高いレベルを目指し、さらに成長・発展するよう、全社一丸となって全力を尽くしてまいりたいと考えております。

代表取締役社長 大塚 晃

 

金属加工部門:DOWAメタルテック「事業領域を拡大し、車載向け電装品・半導体・電子部品の分野でのグローバル市場トップへ」


事業内容:銅、黄銅、高機能銅合金などの伸銅品条製品、ニッケル系合金条製品、黄銅の棒および鍛造・加工品、めっき加工品、回路基板の製造・販売

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「DOWAメタニクス・DOWAオーリンメタルがグループに仲間入り」 2007年11月末にヤマハ株式会社から、100%子会社のヤマハメタ二クス、50%資本のヤマハ・オーリンメタルの株式を取得し、昨年度下期より、DOWAメタルテックグループに加わりました。(新社名:DOWAメタ二クスおよびDOWAオーリンメタル)これまで当社の伸銅品の既存の使用領域である車載部品・コネクター用途を中心とした製品群に加え、新たに半導体分野の高品質リードフレーム材料などの高強度合金も加わり、使用領域が広がりました。一層充実したラインナップで、お客様のご要望にお応えしてゆきます。

代表取締役社長 石橋 幸雄 DOWAメタルテックは、金属加工事業、めっき加工事業、回路基板事業を担うテクノロジー企業です。専門性の高い製品と技術サービスを幅広く整えて、お客様と市場のニーズにお応えします。今回DOWAメタニクス、DOWAオーリンメタルがグループに加わり、これまで培った既存分野と新たな分野の融合により、これまで以上に製造・開発現場を強化し、車載向け電装部品・半導体・電子部品の分野でのトップサプライヤーを目指します。そのために情熱とスピードを重視し、常に現状に満足せずに改善・改革を進め、課題に果敢に挑戦する姿勢を大事にしたいと考えております。ますますラインナップの充実したDOWAメタルテックで、メタルテクノロジーに関することなら安心してお任せいただけるワンストップソリューションのご提供を目指します。どうぞご期待ください。

代表取締役社長 石橋 幸雄

 

熱処理部門:DOWAサーモテック「熱処理 製造技術のパイオニアとして、積極投資でグローバル展開」


事業内容:各種熱処理、各種表面処理、表面改質処理、各種熱処理設備の設計・製造・販売、熱処理設備のメンテナンス

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「リサイクル原料対応型新炉」 2007年4月、DOWAサーモテックタイランドをタイ南部ラヨン県イースタンシーボート工業団地に設立しました。日本の自動車メーカーの海外進出は目覚しいものがあり、タイにおいては現地調達化の声が大きいなか、DOWAサーモテックは、日本におけるトップメーカーとしての役割を、海外積極進出の方針の下、タイにおいても果たすものです。まず、メンテナンスサービスと金型表面処理の提供を2007年12月にスタートさせ、2008年夏には浸炭処理、浸炭窒化処理などの処理品目を拡大していきます。将来的には、タイを熱処理設備の東南アジア製造拠点として販路を拡大していきます。

代表取締役社長 荻野 峯雄 私たちの業界は、熱エネルギーを生産手段に使う産業のため、地球温暖化防止に向けた取り組みは重要なテーマです。これまで省エネ設備の導入や改良を進め、CO2排出量では、2006年度は2002年度比10%減(生産量原単位)を達成しました。また、省エネ型の熱処理設備の開発にも力を注ぎ、2002年には従来よりもCO2排出量が52%も少ない画期的な設備を開発し、地球温暖化防止に取り組んでいる自動車メーカーの好評を得ております。
  私たちは「人にやさしい、地球にやさしい」をモットーに車作りを進めている自動車産業と二人三脚の業界です。同様の考えのもと、これからも地球環境保護を念頭において事業活動を進めてまいります。

代表取締役社長 荻野 峯雄

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