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環境報告


 環境保全のために当社が取り組んだ内容とその成果を定 量的に把握し評価することを目的に、2003年度から環境会計の集計を行っています。2007年度の環境への配慮、 汚染防止対策の費用(環境コスト)と、リサイクル原料など、 廃棄物中の有価物の売却によって得られた利益(環境収益) について集計しました。

環境コスト

 環境配慮と対策についての費用としては、特に資源循環に関する費用が最も大きくなりました。

 昨年度に比べて、431百万円増加しています。これは、自社内の廃棄物のリサイクルと処理の費用が増えたことによる ものです。

(単位:百万円)


大分類 中分類 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度
1. 事業場エリア内コスト 1. 公害防止コスト 1,833 1,962 2,670 2,707 2,851
2. 地球環境保全コスト 161 101 104 147 181
3. 資源循環コスト 478 999 1,049 1,042 1,473
2. 上・下流コスト 2 59 700 48 204
3. 管理活動コスト 306 404 659 427 606
4. 研究開発コスト 661 489 412 321 404
5. 社会活動コスト 15 7 148 11 9
6. 環境損傷対応コスト 95 74 112 73 192
総計 3,551 4,095 5,854 4,776 5,920

グラフ


環境収益

 金属・スクラップ類や金属を含む水処理沈殿物などをリサイクル原料として売却したことによる収入は584百万円で、昨年度より大幅に上昇しました。

  2004年度 2005年度 2006年度 2007年度
廃棄物リサイクルにより生じた収益 数量(千t) 12.7 20.7 20.4 22.3
金額(百万円) 52.0 199 178 584

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