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環境報告

環境パフォーマンス OUTPUT


大気汚染防止

 2007年度の排ガス排出量は8,323百万m3で、前年に比べて約6%減少しました。売上高当たり原単位でも、前年比で10%ほど減少しています。

 環境負荷の面では、燃料の一部切り替えや廃熱利用などによって、硫黄酸化物およびばいじん排出量が前年に比べて大幅に減少しました。

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大気汚染防止への取り組み

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・廃棄物焼却熱の有効活用による重油ボイラー運転の削減

・プロセスの効率化と改善


水質汚濁防止

 水質については、水資源の循環利用の促進やプロセス改善によって排水量を減少させる努力を続けてきました。これにより、2007年度の排水量は前年に比べ約1%減少しました。排水水質については、CODが6%減少しました。

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水質汚濁防止への取り組み

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・プロセスの見直しによる排水量の減少

・水リサイクルによる排水量の減少

・排水の高度処理による再利用


水質事故

秋田製錬事故報告

 2007年9月20日に、グループ会社の秋田製錬において、修理のため休止中の焙焼炉ガス冷却装置、冷却管が詰まり、酸性の強い液がオーバーフローし、別系統の海水ラインに混入して、放流されるという事故が発生いたしました。事故発生を受け、同社は直ちに関係機関に連絡するとともに、流出防止策を講じました。また、周辺海域の分析を実施しましたが、その結果、水質は法定基準を下回る値であり、影響は認められませんでした。

 再発防止策として、設備面では該当設備の改造等の実施、管理面では、 組織体制の見直しや教育の実施を行いました。

 当該事故におきましては、周辺の皆様ほか、関係各所に多大なるご心配をおかけしたことを深くお詫びいたします。今後は、このような事故が発生しないよう、二重、三重の対策を講じてまいります。

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