ESGライブラリ

DX(データ利活用)

DOWAグループは、AIやIoT等のデジタル技術を用いたデータ利活用の推進により、当社グループ事業の根幹をなす、ものづくりを変革し、事業・ビジネスを進化させることが不可欠であるという認識のもと、2021年度からDX推進のためのプロジェクトチームを組成し、グループをあげたDX推進の準備を進めてきました。
DX基本方針である「ものづくりの変革」(DOWA Transformation)のもと、IT基盤整備・セキュリティ強化・DX人材育成により、DXを推進します。

方針

DOWAグループはDXを推進し、独自の循環型ビジネスモデルを強化・高度化することにより、資源循環と優れた素材・技術の提供を進化させ、安心な未来づくりに貢献し続けていくため、DX基本方針を定めています。

ものづくりの変革(DOWA Transformation)

推進体制

2022年4月に「サステナビリティ委員会」の傘下に「DX推進ワーキンググループ(WG)」を設置しました。「DX推進WG」では、AI・IoT等の改善に関する目標を定め、各事業におけるDXプロジェクト等のニーズ・課題・進捗の確認を行いながら、リソース提供等の支援を行います。

推進体制

目標

IT基盤の構築

2021年度からグループ全体でのデータ利活用を可能とする新たなIT基盤の構築を開始しました。同基盤上にグループ共通の基幹業務システムや各事業の生産系システムを整備・統合することで、グループを横断したデータやリソースの連携を容易にすることを可能とし、各生産現場におけるデータ利活用の高度化を図っていきます。グループ共通クラウド基盤の運用開始と、同基盤上に実装するグループ共通基幹業務システムの稼働開始は2023年度下期の予定です。

DX人材の育成

2022年度から「DX導入・基礎人材研修」を開催し、グループ全体のDXリテラシーの底上げを図ります。また、各事業拠点でDX推進を行う「DX推進人材」とDX推進を技術面から支援する「エンジニア」を、2024年度末までに各40名、累計80名育成します。

取り組み

中期計画2024におけるDX推進

「中期計画2024」では、グループ全体で「DX事業戦略」を推進するため、「IT基盤整備」「情報セキュリティの強化」「DX人材育成」の3つの施策を展開します。2023年度後半からは、DXの本格展開の根幹を担うグループ共通クラウド基盤の運用を開始します。その後、同基盤を活用し、事業を横断したデータ利活用や工程間のデータ連携を推進していきます。

中期計画2024におけるDX推進

DX認定

2022年7月に経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定されました。 DOWAグループは、「本業とする資源循環と優れた素材・技術の提供を進化させ、安心な未来づくりに貢献し続ける」をビジョン(2030年のありたい姿)とし、企業価値の最大化を目指しています。昨今のデジタル技術の急速な進展を踏まえ、データ利活用をさらに加速・高度化することにより、社会環境・事業環境の変化に柔軟に適応し、持続的な企業価値向上を図っていきます。

DX認定